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新宿スワン6 あらすじと感想 [コミック]

こんにちわ。


新宿スワンの第6巻では、いよいよ澁谷のスカウト会社パラサイツとの
抗争がはじまりました。


バーストも拡大を続けて今では新宿だけではスカウトの人数ををさばき
きれなくなった為、当然の成り行きで他の縄張りへ進出せざるを得ません。

AVスカウトの聖地澁谷ではパラサイツが幅を利かせています。


果たしてバーストは澁谷のパラサイツとどうやって対峙していくのか、
第6巻の見どころですね。


◆◆新宿スワン6あらすじ◆◆


カエデに騙されて諦めかけていたタツヒコは急にカエデに呼び出され澁谷へ
向かいます。


待っていたのはパラサイツのメンバー。

社長の田無から、「二度と澁谷へ来させるな」というバーストの山城社長へ
の伝言を聞かされることになります。


カエデは、自分にまとわりつくうっとうしい客を追い払うために最初から
タツヒコをただ利用しただけでした。



そんなカエデに対し、タツヒコは言葉をかけます。

なんかされそーになったら電話しろ、力になるから

見ててつらいからさ オマエ

人だましてウソばっかついて、自分で自分が分かんねーんじゃねーのか?

おれの周りにもそういうやつがいてさ、ダブっちゃうんだよね

と、カエデの金の為には人をだましてでも構わない生き方に死んだヒデヨシ
ダブらせているんですね。


だから、にっちもさっちもいかなくなってしまう前に今度こそは助けることが
できればいいと思っているんですね。

タツヒコはどこまで行っても、女の子にとっての正義の味方なんですね。



帰りの電車の中でタツヒコは

ヒデヨシがオレの中で生きているような そんな気がした

とカエデにヒデヨシをダブらせて一人にこにこしていました。




バーストに戻ったタツヒコは幹部にパラサイツの田無の言葉を伝えます。


先ずは話をつけるために、田無と面識のある元ハーレムの葉山がタツヒコを
連れて澁谷のパラサイツへ出向くことになりました。


葉山と田無との世間話でうんざりしていたタツヒコにタバコを買いに行か
せたあと、葉山は単刀直入に田無に問いただします。

パラサイツの社長として、バーストともめる気があるんですか?


もめる気の無い田無を思いっきりコケにして、№2の森長を怒らせた葉山は、
いきなり灰皿で田無の頭を殴って部屋を飛び出します。


タバコを買いに行って戻ったタツヒコも事情が分からないまま、逃げる葉山
に続いて部屋を飛び出しました。




路上で森長に追いつかれたタツヒコは覚悟を決めて森長に立ち向かいます。


190センチはある大男の森長は、めっぽう喧嘩には強く、体を鍛えている
タツヒコにも全く歯が立ちません。


結局タツヒコはボコボコにされて病院に運びこまれることになりました。





怒ったバースト社長の山城がパラサイツのスカウトを軽くイジメてこいとの
命令を全員に下します。

そして関には森長をつぶすように指示します。


澁谷で森長を見つけた関はそのまま車で森長をはねちゃいます。

次はこんなもんじゃ済まねえぞって田無に伝えとけ




バーストの事務所に現れたのは、パラサイツのケツモチをしているヤクザの
美竹組の土屋組長でした。


バーストの山城社長は全く動じることもなく、ヤクザの組長を追い帰します。



ケツモチにはケツモチということで、山城は紋舞会の天野会長に話をつけに
行きました。

山城と紋舞会の天野会長とは子供のころからの長い付き合いだったんですね。

だから、美竹組の土屋組長ごときに山城は動じなかったんです。



山城と天野会長が土屋組長のところに出向くと、交渉は一発で決着します。

澁谷でのバーストのしのぎは美竹組に上納する、渋谷でのことには紋舞会は
一切口を出さないで、美竹組がバーストのケツモチになるという条件です。


美竹組には断る理由はありません。

土屋組長は条件を受け入れ和解します。


腹の虫が収まらないのは、関に車で轢かれたパラサイツの森長です。

バーストをぶっ潰すと息巻く森長を制止する田無ですが、田無と森長の間には
亀裂が生じます。




タツヒコと一緒に澁谷でAV嬢をスカウトしていた犬飼は、カエデの妹のアオイ
をプロダクションに紹介し、単体での契約にこぎつけます。


色じかけで、半月かかってやっとその気にさせたアオイのAV出演のおかげで、
犬飼はスカウトバックの500万をゲットし、ホストクラブの信也への借金を
返済することができました。



金の為には自分に惚れている女を利用する犬飼のやり方ですが、真虎さんは
全てわかっていて、撮影初日にアオイをフォローしてやれとアドバイスします。


アオイが家で泣いてるのが、真虎さんにはわかっていたのでした。




◆◆新宿スワン6を読んでの感想◆◆


いよいよ、パラサイツとの抗争が始まったと思いきや、ケツモチ同士の和解で、
もめごとが済んでしまったパラサイツとバーストですが、腹の虫が収まらない
森長がこれからどう出るか楽しみです。


簡単に和解じゃすまないでしょうね。

でも森長が手を出したら今度はヤクザを敵に回すことになりますよね。

なんかとんでもない方向へ話が進みそうな気配がしてなりません。



それにしても今回もタツヒコは男でしたね。

カエデに騙されても嫌な気がしないって言って、むしろニコニコしている
タツヒコってある意味カッコいいですよね。

騙されても笑って許せるほど強く優しく成長しているタツヒコです。

そして、自分のことよりも相手のことを心配するなんて、タツヒコの良いところが
出まくってます。



和久井先生の描くヤクザってなんか何にもしてなくてもメッチャ怖いんですが、
一体なんででしょうかね。

和久井先生って、中年の男の顔を描かせたらピカ一だと思いますね。

なんていうんでしょうか、凄みが絵からにじみ出ているっていうか、和久井先生の
描く顔だけで、読んでるこちらは全てを悟ってしまうんですよ。



タツヒコの素直で頼りがいがあって、何にでもものおじせず立ち向かっていくような顔。

真虎さんの経験豊富で全てをわかっていて、計画的でそれでいて人を引き付ける顔。

関さんのぱっとみ危なそうですが、意外と味方想いの武闘派の顔。

パラサイツの森長に至っては、見た感じそのまんま危ないとしか思えない顔。

美竹組長の何するか判らないような危険なにおいがする顔。

紋舞会の天野会長の普段は優しいおっさんのようでも凄みのあるヤクザの親分の顔。



下っ端は下っ端らしく、中堅は中堅らしく、上の者は上の者らしく、どうして
ここまで見ただけで納得させてしまうんでしょうかね。


ここまでくると素晴らしいとしか言いようがありません。

だから新宿スワンの漫画の世界って面白いんだと思います。


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