闇金騒動の結末！！新宿スワン１２ あらすじ（前半）

こんにちわ。

いよいよ新宿スワンの闇金編最終話が迫ってきましたよ。

第１１巻では突然タツヒコの前に現れた高利貸しの不川に助けられ、牛尾を追い詰めた
タツヒコですが、マユミと一緒にまんまと逃がしてしまいます。

ところが、牛尾はタツヒコをパーティに招待したんです。

明け方の４時に、タツヒコは牛尾が待つ新宿のあるビルの屋上に向かいます。



◆◆新宿スワン１２あらすじ前半◆◆


タツヒコは新宿のあるビルの屋上に牛尾からの招待で向かいます。

タツヒコはマユミを解放してもらうために、自分がどうなるかも恐れずに、
牛尾の元へ向かったのです。

「テメーマユミの為に死ねんのか？」

「だからここに来てんだよ！」


タツヒコは女一人の為に首を出すことが男としての生き方だと信じています。

ここまでくるとカッコいいんだか？バカなんだかわかりません。

マユミはタツヒコを裏切ったのに、マユミを闇金地獄に落としてしまったのは
自分の過ちだと、自分を責めるタツヒコです。



その時、思わぬ人物が現れます。

バーストの山城社長と幹部の時正でした。


タツヒコは何が何だか意味が分かりません。


すると、牛尾は用意したアタッシュケースを山城社長に渡して頭を下げました。
ケースの中には２千万円もの現金が入っていました。


「これで引き抜きの件をチャラにしてもらえませんか」と詫びを入れる牛尾に、

「手え打ってやるよ」と山城社長は答えます。


牛尾が黒幕で闇金で成り上がる為にタツヒコをハメ、マユミに名簿を盗ませたことを
訴えるタツヒコに、山城は応えます。

「それがどーした。それは全部ソッチの事情だろっ！！」

「牛尾は金払ってワビを入れた」

「お前は時正を殴りバーストの金庫から名簿を盗み、ワビも入れず姑息に
逃げまわっている　それがコッチの事情だよ」


という山城社長の言葉に、タツヒコは返す言葉がありません。



そこへ、警視庁生活安全部が牛尾を出資法違反で逮捕に現れたのです。




そのころ、鼠賀は一人、原木のマンションへ向かっていました。

玄関には複数の靴があります。

部屋に入るとそこには店長の原木、運び屋の十条、そして前オーナーの百塚がいます。

ミネルバ幹部の百塚が闇金のオーナーだったんですね。


百塚は、近いうちに警察が闇金潰しに入ることの情報を得て、わざとオーナーを
牛尾に譲ったのでした。

勿論その情報を与えたのは真虎さんです。
真虎が百塚と密会していたのはこのことだったんですね。


鼠賀は牛尾がまんまと百塚、原木、十条に騙されて踊らされていたことを知り、
バタフライナイフで３人に挑んだのでした。



そして、牛尾は警察に逮捕されました。



タツヒコは山城社長、時正とともに車に乗せられ、ミネルバへ戻ります。

時正の「降りろ」という言葉にタツヒコは腰が抜けてシートから立ち上がれません。

バーストを裏切った自分は、もう殺されると思っていたんです。


時正は「もう帰れや」「お前の寮きっと今頃大変なことになってんぞ」


？？？？？



「そーいうことだ」と山城社長が続けます。

「時正の鬱憤がはれたなら、お前を恨んでいるやつは誰もいねー！」


「真虎に助けられたな」



タツヒコのまわりでおきたことは全てが偶然の出来事では無く、

全て真虎がお前を助ける為に動いた必然なんだよ．．．．


不川が突然現れたこと．．．．

牛尾が捕まったこと．．．．．


タツヒコが金庫から名簿を盗んだ時、金庫にあった金に一切手を付けなかった
のを見た時、真虎はタツヒコが誰かにハメられていることを悟って山城にこう
言ったんです。

「これはバカがバカなりに必死こいて考えたメッセージですよ！」



タツヒコは街で真虎を見かけると涙が流れて言葉が出ません。

真虎に飯に誘われて、泣きながら飯食うなよコエ―よと怒られるタツヒコでした。


その後、裕香と待ち合わせたタツヒコは、裕香が連れてきたマユミと再会します。

お互いに掛ける言葉も無く、時間だけがたっていくなか、裕香はしびれを切らして
行っちゃいました。

残されたタツヒコはマユミを海に行こうと誘います。

「前、川だったじゃん」と今度こそちゃんとした海にマユミをつれて行ってやりたい
タツヒコでした。


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